バトルボンド発売前に双頭巨人戦のルールのおさらい
2018年5月26日 Magic: The Gathering双頭巨人戦は、ふたり一組のチーム同士で戦う多人数戦フォーマットです。各チームとも、個人単位ではなくチームとして各アクションを起こします。また、他の多人数戦フォーマットと異なるルールもあります。
バトルボンド発売イベントのリミテッドとドラフトを前提としてお知らせします。
ルール
チームメイトはターンの進行とライフを共有します。
ゲーム開始時のライフ総量は30点です。
デッキの枚数
ブースタードラフト: 40枚以上、 シールドデッキ: 40枚以上
サイドボード
チームで開封したカードでメイン・デッキに入っていないものは、すべてサイドボードとしてチームで共有できます。
枚数制限
デッキに入れられる同名のカードの枚数に制限はありません。 例: 同名のカードを5枚以上入れることが可能です。
リミテッドでは各チーム6パック使用する (通常は8パック)
各チームは『バトルボンド』ブースターパックを6パック受け取ります。その6パックを用いてデッキを2つ構築し、1つずつ使用します。
デッキに採用しなかったカードは、チームの共有サイドボードとなります。
試合は1ゲーム先取で行います。
ドラフトでは各チーム通常どおり6パック使用する。
ドラフトの開始時に、各チームは『バトルボンド』ブースターパックを6パック受け取ります。
各チーム1つずつパックを開封したら、その中からカードを2枚選んでピックし、残りを左側のチームに渡します。これをカードがなくなるまで繰り返します。
1パック目は左回り(時計回り)、2パック目は右回り(逆時計回り)、3パック目は左回り、4パック目は右回りです。
試合は1ゲーム先取で行います。
ゲーム進行
各チームともふたり同時にターンを進行します。チームとしてドローを行い、チームとして攻撃やブロックを行うなど、すべてのフェイズをチーム単位で行います。
先攻チームは最初のターンにドローを行いません。
ライフ以外のリソースをチーム内で共有することはできません――つまり、手札やマナを共有することはできません。すなわち、カードの効果で「あなた」と指定された場合はそのプレイヤー個人のことを指します。
情報や戦略をチーム内で共有することはできます。
初回のマリガンでは7枚引き直すことができます。以降はマリガン1回につき(6枚、5枚、4枚……と)1枚ずつ減っていきます。
ライフ総量が0以下になるか、毒カウンターを15個以上持つか、あるいはチームメンバーがどちらもドローできなくなった場合、そのチームの敗北となります。ダメージを受けたりライフを失ったりという効果はプレイヤー個人が受けます。しかしその効果はチームの共有ライフに影響します。例えばブロック指定終了後、ブロックされなかった各クリーチャーはダメージを与えるプレイヤーを割り当てられます。その後与えられたダメージは合計され、その数字分チームのライフ総量が減ります。
1.開始フェイズ
(1) アンタップ・ステップ
手番チームのプレイヤーは、2人同時に自分のパーマネントをアンタップする。
(2) アップキープ・ステップ
各自のアップキープの処理を行う。
(3) ドロー・ステップ
チームの両方のプレイヤーは、それぞれカードを1枚引く。
2.第1メイン・フェイズ
手番チームの各プレイヤーは、望む順番でそれぞれ土地を出したり呪文を唱えたりする。
3.戦闘フェイズ
戦闘を行う。攻撃やブロックの宣言は、各チームの両方のプレイヤーが一度に行う。
4.第2メイン・フェイズ
手番チームの各プレイヤーは、望む順番でそれぞれ土地を出したり呪文を唱えたりする。
5.終了フェイズ
ターン終了時の処理を行う。
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